「詰めエムブレム」とは、ファイアーエムブレム 聖戦の系譜において、ゲームの疑似乱数システムの特性を活かしたプレイスタイルのことを指します。聖戦の系譜では、ゲームの進行状況が完全に決定論的であり、プレイヤーが同じ行動を繰り返せば、必ず同じ結果が得られるようになっています。
つまり、事前に各ターンでの最適な行動パターンを記録しておけば、それに従ってプレイを進めることで、ゲームをクリアするための最短ルートを歩むことができます。この「詰めエムブレム」と呼ばれる手順に従えば、例えば12章まで必ずクリアできるようになっています。
ダウンロードしていただいたデータファイルには、キャラクターの位置情報や移動方向を示す「上下左右」の記述や、場所や順番を表す数値が含まれています。これらの情報は慎重に記載するよう努めましたが、お使いの環境や状況によっては、記載内容と実際の動きが異なる可能性があります。
もし、前後の流れや状況と整合性がとれない部分があれば、大変申し訳ございません。そのような場合は、各自でデータを適宜修正し、スムーズにゲームをプレイできるよう調整していただければ幸いです。
この「詰めエムブレム」は、ゲームソフト初期の出荷バージョン(Version 1.0)に対応するように設計されています。開発時のターゲットは最初に販売されたロムデータであり、そのバージョンのゲームデータを前提に作られています。
ただし、その後のアップデートやリビジョンによってゲームのデータが変更された場合、本作品がうまく動作しない可能性があります。※始める場合は、必ず「最初から始める」からプレイしてください。
戦闘中にユニットの死亡は避けたい事態ですが、重要なのは、プレイ中に適切なセーブデータの管理を行うことです。
ゲームでユニットがマップ上の戦闘に敗れて死亡した場合、その負けた記録がほかのセーブデータにも影響を及ぼします。つまり、そのセーブデータを読み込んでプレイを再開すると、ユニットが他のセーブデータでも負けた状態として記録されてしまいます。※ただし,闘技場での負け数はカウントされません。
しかし、章をクリアした際に作成したセーブデータ(タイトル画面に表示されるターン数が記載されていないもの)には、この負けの記録が反映されません。そこで以下の対処法をお勧めします。
このようにして、確実に前の章からやり直せるセーブデータを残しておけば、ユニットの死亡による悲劇を避けられます。セーブデータの適切な管理が、ゲームを無駄なく効率的に進められる秘訣です。
エリートリングの装備位置によってレベルアップ時のステータス上昇値が変わるという特徴があります。同じレベルでも、装備位置を変えるとパラメータ上昇の内訳が異なります。
そのため、預かり所でのアイテムの出し入れの順番や、新しい装備の購入順序には注意が必要です。少しの気づかいが、キャラクター育成を大きく左右します。
このゲームでは、セーブデータをロードすると、場合によってはキャラクターのステータスが変動する可能性があります。特にレベルアップ時のステータス上昇値が想定外の変化を見せた際は、マニュアルに記載のセーブ/リセットの手順に従うようにしてください。ゲームを適切に楽しむには、マニュアルの内容に忠実に従うことが重要です。